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北海道 ラーメン発祥のお話 その1

今の日本人が大好きな料理、と言うとすぐに思い浮かぶのが、
一つはカレーライス。
そして、もう一つが
ラーメン。

この二つに共通するのは、どちらも明治時代に外国から入ってきた物が日本流にアレンジされ日本の料理として定着した物だと言うこと。
カレーはもともとインドが発祥でそれがイギリス人の手を経て日本に来た物ですし、ラーメンは中国人の料理人が作っていた麺料理がしだいに日本人の好みに合うように変化して今の形になった物です。

日本人の多くが好きな料理に挙げるラーメンですが、
このラーメンというネーミングが全国的に定着したのはいつ頃からか知っていますか?

1958年8月、初めてのインスタントラーメン「チキンラーメン」が発売になり大ヒット。その後各社もインスタントラーメンの開発・販売を始め1960年代には国民食とも呼べるような存在になっていきます。このインスタントラーメンの普及が「ラーメン」と言う呼び名を全国的な物にしたと言われています。

それまでは「ラーメン」はあまり一般的な呼び名ではありませんでした。ほとんどの地方で戦前は「支那そば」、戦後になってからは「支那」と言う呼称は問題、と言うことで「中華そば」と呼ばれていました。(中にはただ「そば」と言うとラーメンを指し、昔からの「蕎麦」のことは「日本そば」と言うところもあったようです。)

しかし、北海道は違いました。北海道では戦前から「ラーメン」のネーミングが一般的で「支那そば」「中華そば」の方が少なく、戦後はほとんど使われていなかったようです。

私事なのですが・・・
私は北海道で生まれ育ち、高校を卒業して青森県弘前市の大学に進学。初めて本州で一人暮らしを体験することになりました。その時新鮮な驚きだったのが食堂などのメニューに「ラーメン」の文字がない、ということでした。(札幌ラーメンのチェーン店を除いて、ですが(笑))「中華そば」「五目中華」etc

「御注文は?」
「(おそるおそる・・・)ラーメン。」
「はい。中華一つ!!」
(あっ、通じた(笑)でも、「ラーメン」は「中華」なんだぁ。・・・(笑))

もうだいぶ昔の話ですが(笑)・・・昭和50年代のことです。


でも何故、北海道では「ラーメン」が早く普及していたのでしょう?

北海道のラーメンの発祥は大正時代に遡ります。